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臨床検査

【専門 VS 大学】技師を目指すなら大学に行くべき理由【臨床検査】

 

こんばんは、オダシです。

普段は大学病院の臨床検査技師、大学院生をやりながら、医療系トピックや臨床検査、病理・細胞診、研究について書いています。

 

大学入試が、ひと段落しましたね。

コロナの影響もありますが、大学全体がようやく静かな時期になってきました。

 

先日、高校の後輩が、同じ学部学科に新年度入学してくることを耳にしました。

複雑な気持ちですね。

 

 

今回は(過去の私や、彼女と同じように)、

臨床検査技師を目指しているけれども、「専門」にしようか「大学」にしようか迷っている高校生に向けて、書いていきます。

 

「専門」と「大学」の違いは後日、記事にしたいと思います。

 

 

 

技師を目指すなら大学に行くべき

もう結論ですね。

 

臨床検査技師を目指すなら大学に行った方がいいです。

 

結論だけ知りたかった方は、ここまでで大丈夫です。

 

理由はこれです。

  • 学位(学士)が手に入る。
  • 新卒の権利が得られる。
  • 企業就職の道が開かれる。
  • 研究の基礎が身につく。
  • 複数資格が取得可能なところもある。

 

それぞれについて解説していきます。

 

学位(学位)が手に入る

学位(学位)の取得は、専門学校にはない大学の優位性の一つです。

学位の取得は大卒の資格の言い換えみたいなものです。

 

専門学校、大学いずれも最終学年の年度末に国家試験を受けることは変わりません。

 

この点、短期間で資格取得が可能な専門学校がいいように思います。

 

しかし学位の取得こそが、大学の大きなアドバンテージです。

 

理由は、専門卒は高卒と同じ扱いになるためです。

 

高校生の方はピンと来ないかもしれませんが、

大卒の資格はいたるところで、地味に効いてきます。

 

・海外で働く際の申請が通りやすい

・企業エントリーの条件に大卒以上が入る

など、成人以降に効果を発揮します。

 

 

専門学校と大学の修業年数は1年しか違いがありませんが、

専門学校卒の人が編入して学位をとるためには、その差(1年)の倍の時間(2年)がかかってしまう

のです。

 

若い時の時間は、価値が高いです。

 

迷ったら、大学に行きましょう。

 

新卒の権利が得られる

これも大学生がもつアドバンテージの一つです。

 

諸外国では珍しい、というかありませんが、

日本においては新卒とそれ以外の就職時の楽さが圧倒的に違います。

 

新卒の切符は大学生が、既卒の既得権益に対抗できる手段の一つです。

 

病院、企業両者ともその傾向が顕著です。

 

迷ったら、大学に行きましょう(2回目)

 

企業就職の道が開かれる

これは、学位が取得できることと重なってきます。

 

臨床検査技師の資格があると、医療メーカーや製薬会社の技術職で入社が可能です。

 

一般的に、企業の方が病院に比べ、給料が高い傾向にあります。

 

しかし、企業にエントリーする際には大卒以上の資格が必要となることがほとんどです。

 

迷ったら、大学に行きましょう(3回目)

 

研究の基礎が身につく

学位を取得するには、研究・論文作成が必要です。

一般的には、4年生になったタイミングで研究室に配属され、研究、論文作成を行うことが多いです。

 

研究にはいくつかの過程がありますが、この過程をクリアしていく問題解決能力は、病院でも企業でも求められます。

 

卒業研究をしている段階で、その力はしぜんと身についていきます。

 

さらに研究の成果を発表できれば、就職先に対して大きなアピール材料となります。

 

迷ったら、大学に行きましょう(4回目)

 

複数資格が取得可能なところがある

臨床検査技師の専門化資格としては、各種認定技師や緊急臨床検査士などがありますが、多くは勤務年数が受験基準となります。

 

そんな中でも、技師全体の合格率が30%ほどでありながら、

養成コース修了者であれば、受験できる資格が細胞検査士です。

 

専門化資格は自身のキャリアアップに必要になります。

学生のうちに、取得できれば周りに対して大きなアドバンテージを得ることができます。

 

迷ったら、大学に行きましょう(5回目)

 

そうはいっても、、、

ここまで大学を推しに推してきましたが、

専門学校にも分があるとすればそれは

経験値の蓄積量

になります。

 

どれだけ、勉強をしても臨床に出たらわからないことはいっぱいあります。

特に、最近話題のがんゲノム関連の知見はまだ発展途上であり、経験年数にかかわらず、やったもん勝ちみたいな環境になっています。

このような、最前線にいち早く到達する可能性を高めるという意味では、専門学校も視野に入ってくると思います。

 

まとめ

今回は臨床検査技師を目指すなら、大学に行くべき理由ということで書いてきました。

 

おさらいします。

臨床検査技師を目指すなら大学へ行くべき理由

  • 学位(学士)が手に入る。
  • 新卒の権利が得られる。
  • 企業就職の道が開かれる。
  • 研究の基礎が身につく。
  • 複数資格が取得可能なところもある。

 

専門学校に優位性があるのは、

新しい分野の経験値を貯めたいとき。

 

 

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こんばんは、オダシ(@OdaCM_T)です。 普段は大学病院の臨床検査技師、医療系の大学院生をやりながら、医療系トピックや臨床検査、病理・細胞診、研究について書いています。 4月に入り、新年度が始まり ...

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こんにちは、オダシです。 普段は大学病院の臨床検査技師、細胞検査士、医療系大学院生(D2)をしながら、医療系トピックや臨床検査、病理・細胞診、研究について書いています。   私は臨床検査技師 ...

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