こんばんは、オダシです。
この記事を書いているの私は、養成課程在籍時に 細胞検査士認定試験を、一回でパスしました。 その後、大学院に進学し、 後輩たちの研究や学習のバックアップを行っています。
学生たちから、こんな要望がありました。

というものです。
前の問題はこちら
(2019年度 第52回 総論-3. 後腹膜臓器はどれですか)
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(2019年度 第52回 総論-5. 免疫組織化学で核に陽性所見を示すものはどれですか)

問題 総論-4 【第52回細胞検査士認定試験 一次試験筆記】

4.肉芽腫性炎を示す疾患はどれですか.
A.癩(ハンセン病) 1.A.B
B.梅毒 2.A.E
C.慢性ウイルス性肝炎 3.B.C
D.潰瘍性大腸炎 4.C.D
E.急性膵炎 5.D.E
解答は1. A.B です。
この問題のポイントは「肉芽腫性疾患の把握」です。
解説していきます。
肉芽腫性疾患の把握

肉芽腫性疾患については以前は覚えることが少なかったですが、
近年はマイナーな疾患が出題されることもあり、解答に苦慮することもあります。
ですが、安心してください。
細胞検査士試験や臨床検査技師国家試験においては次の7つを覚えておけば安心です。
知識に不安がある方や細胞診のみならず、検査一般の知識を身に着けたい方は、上記の7つに加えて
の3つも覚えてしまいましょう。
疾患についての詳細な解説は後日行います。
肉芽腫性疾患は数多くある炎症の中の一つの分類にすぎませんが、国家試験や細胞検査士試験で頻出の問題です。
まとめ:問題 総論-4 【第52回細胞検査士認定試験 一次試験筆記】
今回は「第52回細胞検査士認定試験 一次試験筆記 問題 総論-4」についてまとめてきました。 おさらいします。
- 問題のテーマは「肉芽腫性疾患の把握」
- 基礎的な知識は早めに身に着けよう
- メジャーどころの7つは押さえておこう
- マイナーの3つは余裕があれば知識の仕上げとして覚えよう
皆さんが、一次試験を無事突破することを願っています。