国試対策 細胞診 臨床検査

【2026年版 オススメの参考書・資料 4選】細胞検査士認定試験対策(技術編) (2026.1.29追記)

  こんばんは、オダシ(@OdaCM_T)です。

普段は細胞検査士養成課程の大学教員をしながら、医療系トピックや臨床検査、病理・細胞診、研究について書いています。

この記事を書いているの私は、養成課程在籍時に 細胞検査士認定試験を、 一回でパスしました。

その後、大学院に進学し、 後輩たちの研究や学習のバックアップを行っています。

学生たちから、こんな要望がありました。

一次試験の対策を始めたのですが、オススメの参考書を教えてほしい
男子学生
男子学生

というものです。

ちなみに僕が一発で試験を突破したときに実際に使っていた参考書も紹介します

オダシ
オダシ
さっそく解決していきます

目次

オススメの参考書(技術編)

まずは、細胞検査士認定試験を突破することを考えた場合に、

オススメの参考書をざっと紹介します。

この他、

臨床において、細胞診を業務としてバリバリやっている場合には、

実践的EUS-FNAアトラスが役立つ人が多いと思います。

 

固定原理や電子顕微鏡など病理検査業務全体の基礎的な知識を理解・補完したい場合には、

組織細胞化学会から毎年発売される組織細胞化学シリーズを一冊持っておくと便利です。

 

また、病理業務に配属されたばかりで、細胞診の前に、二級検査士を受験する方は、

病理技術教本(同学院)にも目を通しておく必要があります。

 

上記の選定意図ですが、

細胞検査士認定試験の一次試験・筆記では、

技術に関する出題で大問が一つ構成されます(全6大問)

また、足切りも存在するため、対策しないという選択肢は取れません。

しかしながら、例年出題傾向は概ね決まっており、

染色(特にパパニコロウ染色やギムザ染色)についての問題や、

顕微鏡に関する問題標本作製上の手技に関する問題

使用する有機溶剤に関する問題などで構成されます。

つまり、一冊の参考書のみでは対応しきれません。

しかしながら、今回紹介する参考書や資料は、

就職後も腐りにくいものを主として紹介するのでご安心ください。

 

病理検査技師必携の「染色法のすべて」

  • 私(@OdaCM_T)が実際に使っていた
  • 染色法が網羅的に記載されている
  • 迷ったらとりあえずこれは買ってほしい

病理検査に限らず、数多くの染色法が網羅的に記載されています。

日常業務から各種資格試験に至るまで使用できる優れた参考書です。

多くの病理検査室で一冊は置かれていると思いますが、

試験対策などに使用する場面も多いので個人所有で一冊持っておくことを

強くオススメします。

注意点として、いくつかバージョンがあるので、間違わないようにしましょう。

古いバージョンにしか記載のない染色法もあるので、

興味がある方は持っておくと後々使えて便利です。

 

名前負けしてない「免疫染色究極マニュアル」

  • 技術、診断の両面からの記載がある
  • 最低限の技術を学ぶには十分
  • 臨床においても役立つ記載が豊富

病理検査技師であればお世話になっている方の多いいむーのを運営されている

神戸大学の伊藤先生が書かれた参考書です。

比較的新しい書籍であり、私が受験したときにはなかった参考書で、

大学病院で勤務しているときに購入しました。

技術編・診断編の記載があり、臨床でも役立つ参考書です。

細胞検査士認定試験の技術分野くらいの問題難易度であれば

十分対応できるくらいの知識が記載されています。

さらに、免疫染色の技術について理解を深めたい場合には、

免疫染色パーフェクトガイドなどを追加すれば万全かと思います。

 

商売道具について知ろう「顕微鏡の使い方ノート」

  • 顕微鏡についての知識を網羅できる
  • 明視野観察以外の記載が豊富
  • 基礎、研究関連の知識も身につく

細胞検査士にとって顕微鏡は商売道具の1つであり、

筆記試験においても毎年出題されます。

 

顕微鏡関連の問題の厄介な点は、

普段ほとんど使用しない顕微鏡についても

問われることです。

蛍光顕微鏡や偏光顕微鏡、位相差顕微鏡であれば

使用する機会もまだある部類ですが、

共焦点レーザー顕微鏡などはほとんど使用機会はありません。

 

これらの顕微鏡について最低限の知識を確保するためには

この書籍が現状もっともリーズナブルな選択肢です。

 

意外に見落としている「細胞診標本作製マニュアル」

  • 無料で入手可能
  • 体腔液、呼吸器、泌尿器に分かれている
  • 意外と見落としがち

細胞診標本作製マニュアルは細胞検査士会が作製しているPDFです。

検体種ごと(体腔液、呼吸器、泌尿器)に適した標本作製法が記載されています。

一般の方でも自由に無料でDLできます

 

細胞検査士を受験する方でも以外に見落としがちなのが

細胞検査士会のHPです。

 

マニュアル以外にも役立つ情報が落ちていますので、

必ず目を通しておきましょう。

筆記試験においても、このマニュアルの文言から出題される

ことが多いです。

 

結局、参考書のオススメは?

先にお話ししたとおり、

技術編に関しては一冊の参考書で対応できるということはありません。

それぞれの問題に適した参考書を選ぶことが重要です。

 

費用をかけたくない場合でも最低限として

細胞診標本作製マニュアルはDLしておきましょう。

 

細胞検査士のほか、二級病理などの関連資格の取得を

目指す場合には、染色法のすべては持っておくと安心な一冊です。

 

まとめ:問題に応じた参考書を選ぼう

今回は細胞検査士試験(技術編)のオススメの参考書について書いてきました。

おさらいします。

オススメの参考書は

細胞診標本作製マニュアルは必ずDLしておきましょう。

皆さんが試験を突破することを祈っています。

1

こんにちは、オダシ(@OdaCM_T)です。 普段は臨床検査・病理・細胞診関連の大学教員をしながら、医療系トピックや臨床検査、病理・細胞診、研究について書いています。   私は臨床検査技師の ...

-国試対策, 細胞診, 臨床検査

Copyright© OdaCM. T Blog , 2026 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.