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【2026年版】細胞検査士認定試験対策用のオススメの参考書・資料 まとめ編

  こんばんは、オダシ(@OdaCM_T)です。

普段は細胞検査士養成課程の大学教員をしながら、医療系トピックや臨床検査、病理・細胞診、研究について書いています。

この記事を書いているの私は、養成課程在籍時に 細胞検査士認定試験を、 一回でパスしました。

その後、大学院に進学し、 後輩たちの研究や学習のバックアップを行っています。

学生たちから、こんな要望がありました。

一次試験の対策を始めたのですが、オススメの参考書を教えてほしい
男子学生
男子学生

というものです。

今回は細胞検査士認定試験に役立つ参考書のまとめ編です。

オダシ
オダシ
さっそく解決していきます

目次

オススメの参考書 まとめ

 

細胞検査士認定試験(特に一次試験)は、

知識の量がものをいうタイプの試験です。

言い換えれば、細胞診に関連する領域の

あらゆる知識が問われます。

それらを分類し、象限ごとに領域を分割しマンダラチャートを作成しています。

第一象限が細胞診関連、

第二象限が病理関連、

第三象限がその他、

第四象限が技術関連

としています。

また、それぞれの象限を破線で細分類しています。

 

赤枠の参考書は必須(must have)レベル

緑枠推奨(should have)レベル

青枠あると良い(nice to have)レベル

として表記しています。

 

全体的なお話として、

臨床検査技師国家試験用の参考書(赤本など)に加え、

各象限の赤枠が手元にあれば、

細胞検査士認定試験の一次試験は十分に突破可能です。

(この部分については、後ほど経験談を含め記載します。)

 

緑枠、青枠については、

みなさんのレベルに応じて入手されるとよいです。

 

以降、象限ごとに選定意図の解説です。

 

第一象限:細胞診関連

細胞診関連のオススメの参考書籍の詳細については、

こちらをご参照ください。

 

初めに手っ取り早いものからですが、

細胞診用語解説集はDLしておきましょう。

勉強で分からない用語があった場合には、

まず、これで検索しましょう。

 

皆さんご存じのとおり、

(知らなかった場合はこちらで概要を把握してください。)

細胞検査士認定試験の一次試験では、

筆記試験と細胞像試験があります。

そのため、学ぶなどの参考書に加え、

細胞診関連のアトラスとなる参考書の購入を

強くオススメします。

 

毎年、学生からの質問でも多いものとして、

二冊目の参考書問題があります。

学ぶ+スタンダードのように必須レベルの

参考書の二冊買いは効率がよろしくないので

個人的に非推奨です。

むしろ、知識面の補充としては、

細胞診ガイドラインすすめ方などを、

二冊目とする方が無難かと思います。

 

同様に細胞像対策の細胞診関連のアトラスも

際限なく増やせばよいというものでもないです。

記載が比較的丁寧な細胞診アトラス

鑑別点を詳細にする細胞診鑑別アトラス

古くから使われているサイトズームなど

有名どころを押さえておけば十分な印象です。

 

第二象限:病理関連

病理関連のおすすめの参考書の詳細については、

こちらをご参照ください。

 

病理関連の勉強はまず、赤本標準病理学などを活用しましょう。

上記の知識が身についたところでスタートラインです。

 

細胞検査士認定試験においては、

各種がん取扱い規約からの出題が少なくないです

特に呼吸器、消化器、婦人科はその傾向が顕著です。

これらのがん取扱い規約は必ず目を通しておきましょう。

 

また、疾患の数が多すぎて対応できないという場合には、

病理と臨床 増刊号のクイックリファレンスを参照し、

知識の基盤を作っておくと整理が捗ります。

 

上記の書籍は、病理部であれば、

図書として設置している施設が多いと思います。

存分に活用しましょう。

 

第三象限:その他

 

その他関連のおすすめの参考書の詳細については、

こちらをご参照ください。

 

細胞診、病理、技術編以外をその他としてまとめています。

この中で、細胞検査士認定試験の合格に必須レベルの参考書は

細胞診のベーシックサイエンスのみであり、何とかなります。

 

細胞検査士認定試験においては、発生学や分子生物学的な

内容が出題されますが、対策しにくいのが実状です

本気で対策しようと思えば、低回生の時の基礎分野の

参考書を引っ張り出す必要があります。

ここまでの対策は、受験を考える年には非現実的です。

最低限の知識を入れるためには、細胞診のベーシックサイエンス

一通りさらっておけば十分得点に繋がります。

 

また、疾患の概要などをさらう目的であれば、

病気がみえるシリーズも有用です。

記載されている内容から発展した知識が

問われることもあるので、過信は禁物です。

 

また、技術関連での出題があるテーマとしては、

「がんゲノム」や「バーチャルスライド」など

臨床で流行のものもあります。

参考書籍として有用なものもありますが、

この問題のためだけに入手というのも、

現実的ではありません。

そのため青枠での紹介としています。

 

 

第四象限:技術

技術関連のおすすめの参考書の詳細については、

こちらをご参照ください。

 

初めに手っ取り早いものからですが、

細胞診標本作製マニュアルはDLしておきましょう。

泌尿器、呼吸器、体腔液の三冊あります。

 

また、病理検査技師として持っておきたい書籍として

染色法のすべてがあります。

これは、細胞検査士のみならず、二級などの関連資格を

目指すときにも役立つので早めに入手しておきましょう。

 

染色技術に関しては、赤本染色法のすべてで概ねカバーできます。

しかしながら、顕微鏡に関する問題や

免疫染色のトラブルシューティングに関連する

問題はカバーしきれません。

そういった問題は、緑枠で紹介している

免疫染色パーフェクトガイドや各種技術教本

役立ちます。

 

結局、参考書のオススメは?

ここからは、経験談も含めたうえでの話になります。

ここまで、つらつらと参考書について書いてきましたが、

私が養成課程在籍時に使用した書籍の大半は赤枠のものです。

細胞診のベーシックサイエンスは当時未発売だったので、

使用していませんでしたが、それ以外のものは今でも使用しております。

 

細胞検査士認定試験に合格する事だけが目的であれば、赤枠の書籍のみで

戦うことは十分に可能です(最小構成)

逆に、この辺の書籍を使わなければ、現在臨床にいる細胞検査士と

十分なコミュニケーションが取れないと思われます。

(というくらい、基礎的な位置づけの参考書です。)

 

細胞診ガイドラインやすすめ方など当時追加で購入した書籍も

ありますが、多くの場合、そこまで手が回らないと思います。

 

また、赤枠のものをある程度完成させてもなお、

筆記試験を突破できない場合は、何かしら勉強のやり方を

間違っている可能性が高いと思います。

(この点は常に自問自答する必要があります。)

 

まとめ:

 細胞検査士認定試験対策用のオススメの参考書・資料 まとめ編

について話してきました。

 

細胞検査士認定試験においては、赤枠に示した

参考書がオススメです。

理想的には緑枠、青枠へと進んでいくことに

なりますが、合格を目指す最低限を確保することが重要です。

 

皆さんが試験を突破することを祈っています。

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こんにちは、オダシ(@OdaCM_T)です。 普段は臨床検査・病理・細胞診関連の大学教員をしながら、医療系トピックや臨床検査、病理・細胞診、研究について書いています。   私は臨床検査技師の ...

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