
こんばんは、オダシ(@OdaCM_T)です。
私は、養成課程在籍時に 細胞検査士認定試験を、一回でパスしました。
その後、大学院に進学し、 後輩たちの研究や学習のバックアップを行っています。
また、大学病院病理部で勤務した後、大学教員へ転職しています。
学生から、こんな質問がありました。
というものです。
臓器とその由来となる胚葉についての問題は
細胞検査士認定試験では頻出です。
また、発生を理解しておくと腫瘍の整理もしやすくなります。
目次
各胚葉からの分化する臓器

特定の胚葉から分化する臓器や器官が決まっています。
それぞれの胚葉から分化する臓器は多く、覚えることは大変ですが、
過去10年間では、隔年くらいの頻度で出題されているので、頭に入れるようにしましょう。
- 外胚葉
- 中胚葉
- 内胚葉
の順で解説していきます。
各胚葉由来ごとに太字になっているものはこれまで出題された選択肢です。
外胚葉由来の臓器・器官
外胚葉由来の臓器・器官は
- 皮膚
- 神経(脳などの中枢、末梢)
- 脊髄
- 下垂体
- 唾液腺(耳下腺)
- 乳腺
- 肛門
- 汗腺・皮脂腺
- 口腔・鼻腔
- 膀胱
- 副腎髄質
- 膣
中胚葉由来の臓器・器官
中胚葉由来の臓器・器官は
- 胸膜
- 心臓・血管
- 脾臓
- 副腎皮質
- 泌尿器(腎臓、尿管)
- 生殖器(子宮、精巣)
- 真皮
- 骨・軟骨
- 筋肉
内胚葉由来の臓器・器官
内胚葉由来の臓器・器官は
- 甲状腺
- 気管支・肺
- 唾液腺(顎下線、舌下腺)
- 消化管(食道、胃、大腸など)
- 肝臓
- 膵臓
- 膀胱・尿道
- 前立腺
- 副甲状腺
- 胸腺
胚葉由来臓器・器官については高校の生物で習う領域であり、細胞発生学の基礎です。
厄介なポイントとして唾液腺は由来がそれぞれ異なります
(現在も特定されていないが、教科書的には、、、)。
覚えることは多くなり、分類も大変ですが根気よく理解していきましょう。
細胞診においては、唾液腺と乳腺の腫瘍組織型の分類が
近しいことが多く、理解の助けとなります。
(この辺は需要があれば後日追記します。)
まとめ
「胚葉由来の臓器の分類」についてまとめてきました。
おさらいします。
- テーマは「胚葉からの臓器分化」です
- それぞれの胚葉から分化する臓器・器官は頻出の問題
- 分類を根気よく理解していきましょう
皆さんが、一次試験を無事突破することを願っています。
質問などがあればこちらから投げていただければ随時回答していく予定です。